7月10日(月)、古井由吉さんの最新エッセイ集『楽天の日々』刊行を記念して、
『楽天の日々』は、古井さんのこの十数年の作品を中心に、
平野さんは、古井由吉論も執筆している「古井作品」の愛読者。最高の聞き手を迎え、エッセイと小説の関係、作家の実人生と作品の関係など、古井文学の秘法が明かされる一夜となるでしょう。
なおトークショーの終了後には、古井由吉さんのサイン会が行われます(サイン会は『楽天の日々』を対象とし、古井由吉さんのみのサインとなります)。
『楽天の日々』
著者:古井由吉
発行所:キノブックス
予価:2,592円
発行年月:2017年7月10日
ISBN:9784908059735
イベント詳細
『楽天の日々』刊行記念 古井由吉×平野啓一郎トーク&サイン会
「最高峰の作家が創作の極意を明かす エッセイズムという方法」
日時:
2017年7月10日(月)19:00~/18:30開場
会場:
東京堂書店 神田神保町店6階 東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1-17)【MAP】
参加費:
500円
参加方法:
下記のいずれかの方法にてお申し込みください。
①店頭予約
②電話予約(03-3291-5181)
定員:
80名
イベント詳細:
http://www.tokyodo-web.co.jp/blog/?p=14224
お問い合わせ:
03-3291-5181(東京堂書店 神田神保町店)
古井由吉(ふるい・よしきち)
1937年東京生まれ。68年処女作「木曜日に」発表。71年「杳子」で芥川賞、80年『栖』で日本文学大賞、83年『槿』で谷崎潤一郎賞、87年「中山坂」で川端康成文学賞、90年『仮往生伝試文』で読売文学賞、97年『白髪の唄』で毎日芸術賞を受賞。2012年『古井由吉自撰作品』(全8巻)を刊行。他に『やすらい花』『蜩の声』『鐘の渡り』『雨の裾』『ゆらぐ玉の緒』など著書多数。
平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)
1975年愛知県生まれ。北九州市出身。三島由紀夫文学賞選考委員、東川写真賞審査員を務める。著書に『日蝕』(芥川賞)『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞)など多数。2014年フランス芸術文化勲章シュヴァリエを受章。