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針でチクチク「ねこあつめ」を作る!「ニードルフェルトでねこあつめ」に初心者が挑戦してみた

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デアゴスティーニ「ニードルフェルトでねこあつめ」に初心者が挑戦してみた!

庭先にゴハンやグッズを置いて、集まってきた猫たちを眺める“癒し系”スマホアプリ「ねこあつめ」。

2018年1月30日(火)、ゲーム内に登場するねこやグッズをニードルフェルトで作るクラフトマガジン「隔週刊 ニードルフェルトでねこあつめ」がデアゴスティーニ・ジャパンから創刊されました。

ねこあつめ全国 2018年 2/27号
著者:
発売日:2018年01月30日
発行所:デアゴスティーニ・ジャパン
価格:299円(税込)
JANコード:4910336740289

 

「ニードルフェルト」って何?

ニードルフェルトは「羊毛フェルト」とも呼ばれ、羊毛を特殊な針でチクチクつついて繊維同士を絡め、好きな形に仕上げていく手芸の一種です。

今回創刊された「ニードルフェルトでねこあつめ」には、羊毛よりもまとまりやすい「アクレーヌ®」という特殊なアクリル繊維が使用されており、初心者でも作りやすいのが特徴。また専用の針とマットが付いてくるので、あらかじめ道具を準備しておく必要もありません。

今回は無類の猫好きで「ねこあつめ」にもハマった私が、手芸未経験者ながら「ニードルフェルトでねこあつめ」にチャレンジしてみました!

 

さっそく開封! 「ニードルフェルトでねこあつめ」創刊号のセット内容は……

それでは、「ニードルフェルトでねこあつめ」の創刊号を開封しましょう。

「ニードルフェルトでねこあつめ」では毎号1体ねこが作れるようになっていて、必要な道具・素材のほか、作り方を解説した冊子も付いています。

創刊号のセット内容は下記のとおりです。

・ねこと「グッズ」を作るためのアクレーヌとシール
・専用針
・作るときに敷くマット(ピンク色)

針とマットは2号目以降も使いますので、失くさないように気をつけましょう。

創刊号で作れるのは「しろねこさん」。アプリのチュートリアルにも登場する、おなじみの白猫です。

▼赤いゴムボールで遊んでいるのがしろねこさん。

 

しろねこさん制作開始! 1体にかかる時間はどれくらい?

さっそく作業に入ります。

基本的な作業工程は「アクレーヌをわける」→「それぞれを丸める」→「針でつついて成形する」の3ステップ。頭・胴体・耳・手足・しっぽを作って、各パーツを接合すれば完成です。

最初に作るのは頭と胴体。この2つはサイズが大きいので、まず芯になる部分を作り、それにアクレーヌを巻きつけて大きくしていきます。

 

①使いやすいようにアクレーヌを等分する。

今回はまず5等分にし、それから必要な分量をちぎって使います。繊維に沿うようにすれば、手で簡単に割けますよ。

 

②等分したうちの1つをちぎって分け、マットの上でクルクル丸めます。

▼ちぎるときは、ちぎりたい部分から遠めに持って引っ張るのがポイントです。

 

③針を使ってチクチクつつき、芯を作ります。

チクチクすると、かたまりが少しずつ縮んで固くなっていきます。

回転させて形を整えながら、まんべんなくつつくのがポイント。無心でリズミカルにチクチクしていると、楽しい気分になってきました。

▼ときおり我に返らないとやりすぎてしまいます。付属の型紙と並べて、サイズを確認しながら進めましょう。実はこの後、途中からサイズ確認を怠ったことで「しろねこさん」のある部分が発達してしまうことに……。

▼15分ぐらいチクチクすると、このフワフワしたかたまりが……

▼こんな感じにギュッとかたまります。これで芯が完成!




④芯にアクレーヌを巻きつけて、再びチクチク……

追加で巻きつけた分はあまりつつきすぎず、少しフワフワ感を残したほうがかわいくなりそうです。

 

⑤同じ要領で胴体を作って、頭と接合します。

接着剤は使わず、接合部分をチクチクつついてくっつけます。左側のかたまりが頭、右側が胴体です。

ここまでで約1時間半。無心でチクチクしていたので、思ったより時間が経っていて驚きました。

しろねこさんはというと、今のところ「白い巨大なキノコ」のような外見……。完成イメージにはまだ遠く不安がよぎりますが、本体になる部分が完成しコツをつかんできたところで、ほかのパーツの作業もサクサク進めていきます。

※慣れてきたからといって手もとから目を離すのは厳禁! テレビに気を取られて、誤って指を何度かチクッとやってしまいました。

 

⑥手・足・耳・しっぽを作る。

この4パーツで特に注意したいのは「手」と「しっぽ」。

しろねこさんの完成図は「伏せ」のポーズをしています。手を作るときはまずアクレーヌを棒状にし、それを指で曲げた状態でチクチクつつきましょう。しっぽも同様です。

▼パーツがすべて完成! 並べてみると組み立て中のロボットのようです。

 

⑦各パーツを本体に取り付けます。

頭をつけたときと同じように、接合部分をチクチクつついてくっつけていきます。

▼あれ? 腕がちょっと太いかもしれない……

▼やっぱり腕がたくましすぎる……。耳もちょっと大きいような。

雑な性格が災いし、若干パーツがアンバランスになってしまいました。

あとはシールを貼れば完成なのですが、果たして「しろねこさん」はかわいく仕上がってくれるでしょうか……。

 

⑧シールを貼ったら一気にかわいくなった。

これは紛うことなき「しろねこさん」!! よかった……。

最後に「しろねこさん」のえさ皿と敷物を作って、創刊号のセットは完成です。

 

⑨小物を作っていよいよ完成!

▼敷物を作るときは、まず白いベースを作り、その上にピンク色のこよりを埋め込みます。

▼えさ皿も完成! これに茶色のフェルトで作ったえさを入れます。

 

⑩できた!!!!

……かわいい!!

腕のたくましさが気になっていましたが、いざ並べてみるとバランスの悪さすらも「愛嬌があっていいな」と思えてきました。創刊号付属の「にわさきジオラマ」に移動させると、まさに「リアルねこあつめ」の世界に!

ちなみに、ここまでにかかった時間は約3時間。本誌掲載の目安の所要時間も「2~3時間」となっていました。針でチクチクするのも楽しく、また完成品も期待通りのかわいさで、想像以上の満足感を得ることができました。

 

「ニードルフェルトでねこあつめ」を作った感想

今回がニードルフェルト初挑戦でしたが、付属の冊子に一つひとつの工程が写真付きでくわしく解説されていたのでスムーズに進めることができました。唯一「繊維をたたむ」という工程がよくわからなかったのですが、それも公式サイトに動画が公開されていたのですぐに解決されました。

今回実際に「しろねこさん」を作って学んだのは、次の2点です。

・最初に繊維をわけるときは、できるだけ均等にわける。
・こまめに型紙と見比べてサイズを確認する。

特に2つ目は、作業中に「失敗したかも」と思ったとき、型紙と確認するかどうかが仕上がりのキモになります。

引っ張ったりつぎ足したりすれば形を整え直すことができますが、チクチクして完全にかためた後に繊維を引っぱり出すのはなかなか難しいので、型紙をマットの近くに置いて見比べながら作るのがおすすめです。また、最初に作る「頭+胴体」とのバランスも見ながら進めていくのがいいでしょう。

 

第2号は「さばとらさん」、第3号では「みけさん」が作れる!

創刊号は白1色でしたが、今後のラインアップを見てみると縞模様の「さばとらさん」や3色のアクレーヌを使う「みけさん」など、作りがいのあるキャラクターが控えているようです。

難易度はちょっと上がりますが、完成品のかわいさを考えるとコンプリートしたくなりますね……。

ゲームアプリ「ねこあつめ」が好きな人には当然おすすめですが、猫好きやかわいいキャラクター・グッズ好きにもぜひおすすめしたい「ニードルフェルトでねこあつめ」。羊毛フェルト・ニードルフェルトを初めてみたい方にも、素材と道具がいっぺんに手に入るので、試してみるのにいいチャンスだと思います。

「しろねこさん」が作れる創刊号は、特別特価で税込299円とかなりリーズナブル。さらに「ねこあつめ」グッズのセットやニードルフェルトの便利グッズが当たるSNS投稿コンテストも実施されています。

「隔週刊 ニードルフェルトでねこあつめ」特設サイトはこちら
みんなでチクチク♪SNS投稿キャンペーン | ニードルフェルトでねこあつめ


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