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『余命10年』小坂流加の“遺作”が12月に発売決定 タイトルは『生きてさえいれば』

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SNSで大反響を呼んだ『余命10年』の著者・小坂流加さんの“遺作”が、12月13日(木)に文芸社文庫NEOより発売されます。

タイトルは『生きてさえいれば』。人気イラストレーターの白身魚さんがカバーイラストを手がけており、このたび表紙も公開されました。

『生きてさえいれば』商品情報
・著者:小坂流加
・発売日:2018年12月13日(木)
・発行所:文芸社
・本体価格620円
・ISBNコード:9784286202006

 

口コミが広がりベストセラーとなった『余命10年』

「小説家 小坂流加」の名が広く知られるところとなったのは、前述の『余命10年』。

2007年に単行本が刊行された本作は、加筆・修正したうえで、loundrawさんによるカバーイラストに変え、2017年5月に文庫版が発売されました。

余命10年
著者:小坂流加
発売日:2017年05月
発行所:文芸社
価格:670円(税込)
ISBNコード:9784286184920

しかし難病を患っていた小坂さんは、『余命10年』文庫化のための編集が終わった直後、病状が悪化し2017年2月に逝去。

『余命10年』が10年前に刊行された作品だったことから、タイトルや内容に著書を重ねた読者も多く、同作は30万部突破のベストセラーとなり、今も感動の輪を広げています。

『生きてさえいれば』の発売まで約1か月。『余命10年』をまだ読んだことのない方は、読みながら発売を待つものいいかもしれません。

なお、ほんのひきだしでは、『余命10年』文庫版刊行の舞台裏、そして大きな広がりを見せている同作の売れ行きの軌跡について記事でご紹介しています。

記事を読む:『余命10年』早逝の作家・小坂流加の“最初で最後”の小説に映画化熱望の声続々!

※記事公開当時『余命10年』を「最初で最後の小説」とご紹介しましたが、今回発売される『生きてさえいれば』が遺作となります。





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