3月14日（火）、「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2017」と「BLアワード2017」が同時に発表されました。
「全国書店員が選んだおすすめBLコミック」はその名の通り“書店員”が選んだランキングで、今回は合計353名の書店員が投票に参加しています。
一方「BLアワード」は“読者”が選んだランキングで、漫画に限らず小説やCDも対象。BL専門レビューサイト「ちるちる」が主催し、ノミネート制で読者が投票を行いました。
全国書店員が選んだおすすめBLコミック2017
ランキングのトップ3は下記の通り。
1位：『ヤリチン☆ビッチ部』（おげれつたなか／幻冬舎コミックス）
2位：『ひだまりが聴こえる』（文乃ゆき／プランタン出版）
3位：『ペンデュラム－獣人オメガバース－』（羽純ハナ／フロンティアワークス）
昨年『エスケープジャーニー』で同ランキング第2位を獲得した、おげれつたなかさんの『ヤリチン☆ビッチ部』が第1位に輝きました。投票した書店員からは「すべての地雷持ち腐女子の地雷原を踏み抜いていく問題作」「しかし地雷がなんぼのもんじゃい、エロければ世界はHAPPYだ！」と熱いコメントが寄せられています。
第2位は、実写映画化の公開を控えた『ひだまりが聴こえる』。こちらは「じんわりあたたかい“泣けるBL”」として高評価を得ています。
4位：『囀る鳥は羽ばたかない』（ヨネダコウ／大洋図書）
5位：『マウリと竜』（元ハルヒラ／リブレ）
6位：『ジャッカス！』（スカーレット・ベリ子／新書館）
7位：『春風のエトランゼ』（紀伊カンナ／祥伝社）
8位：『クロネコ彼氏のあふれ方』（左京亜也／新書館）
9位：『カーストヘヴン』（緒川千世／リブレ）
10位：『MODS』（ナツメカズキ／東京漫画社）
※アンケート募集期間：2016年10月7日（金）～11月25日（金）
※対象作品：2015年12月1日～2016年11月30日の1年間に新刊の発売があったBLコミック（過去の上位3位以内入賞作品は「殿堂入り」として集計対象外）
▶ 昨年のランキングはこちら
▶『ひだまりが聴こえる』実写映画の主役は多和田秀弥・小野寺晃良！2017年初夏劇場公開
BLアワード2017 ランキング上位10作品
「BLアワード2017」の第1位は、「このBLがやばい！2017年度版」でも第3位に選ばれた『カラーレシピ』。“BL界の鬼才”といわれ『よるとあさの歌』などで知られる、はらださんの作品です。
おげれつたなかさんの『ヤリチン☆ビッチ部』は第2位。第3位は、同著者による『ネオンサイン・アンバー』となりました。
1位：『カラーレシピ』（はらだ／KADOKAWA）
2位：『ヤリチン☆ビッチ部』（おげれつたなか／幻冬舎コミックス）
3位：『ネオンサイン・アンバー』（おげれつたなか／新書館）
4位：『コヨーテ』（座裏屋蘭丸／フロンティアワークス）
5位：『ジャッカス！』（スカーレット・ベリ子／新書館）
6位：『MODS』（ナツメカズキ／東京漫画社）
7位：『ただいま、おかえり』（いちかわ壱／ふゅーじょんぷろだくと）
8位：『かしこまりました、デスティニー』（さちも／ふゅーじょんぷろだくと）
9位：『女王と仕立て屋』（スカーレット・ベリ子／新書館）
10位：『こっちむいて、愛』（みちのくアタミ／ふゅーじょんぷろだくと）
※投票期間：2017年1月27日～2月6日
※対象作品：発売日が2016年1月1日～12月31日のBL関連作品
※投票部門：コミック・小説・CD・アニメ・声優・シリーズ・次に来るBL・エロ・ディープ・ビギナー・表紙デザイン・攻キャラ・受キャラ（ノミネート制）
3月14日より「HOW TO BL 2017」配布開始！
「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2017」「BLアワード2017」の発表にあわせ、3月14日（火）より、15名の人気BL作家陣による書き下ろしの漫画・イラスト・小説を収録した限定小冊子が、全国200店舗の書店およびオンライン書店「Honya Club.com」にて配布されます。
今回配布される小冊子「HOW TO BL 2017」は、ここでしか手に入らないプレミア特典！ こちらも要チェックです。
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