憧れのブライダル、ヴァージンロード、真新しい新居に、胸が高鳴る“新婚生活”。
しかし、いざスタートしてみると価値観の違いに愕然……ということがあるかもしれません。そこで今回は「新婚生活がうまくいく夫婦のルール」についてご紹介します。
結婚生活がうまくいくコツは?
独身時代に比べて洗濯物の量が倍に増え、気がつけば洗濯カゴが汚れ物でいっぱいになったり、食事も相手の好みに合わせなければならなかったり、結婚後の家事の負担は一気に重くなります。
協力的な夫なら良いですが、いつの間にか妻が家事のほとんどを負担しているというケースも多いようです。
後々「こんなはずじゃなかった!」ということにならないためにも、結婚生活のルールを決めておきましょう。
ルールというと少し堅苦しく感じるかもしれませんが、あくまで2人の生活をうまく回していくためのマナーのようなもの。最初に作っておくことが肝心です。
結婚生活がうまくいく夫婦のルールを発表!
結婚生活1年以上の妻100人に「なれ合いになる前に作っておきたい結婚生活のルール」について、アンケートに回答していただきました。ベスト10を10位から順にご紹介します。
10位 呼び名は決めておくべし
恋人時代、相手のことを苗字で呼んでいた人が結婚後もそのままでいると、相手の実家や親戚の家を訪問した時におかしなことになってしまいます。
両親の前でも恥ずかしくない呼び名を決めておきましょう。
9位 2人のスケジュールカレンダーを作るべし
夫の夕飯がいらない日はカレンダーでわかるようにしておく、週末の予定を書いておくなど、連絡ミスやすれ違いを防ぐためにカレンダーを共有しましょう。
8位 初心を忘れない
夫の前を裸でうろうろしない、下着は見えないように干すなど、恥じらいを忘れないことが、いつまでも恋人のような夫婦でいられるコツです。
7位 トイレを使ったら便座は下ろすべし
案外これができない夫も多いものです。最初に徹底しておかないと、子どもが生まれた後に、うっかり子どもが便器の中に落ちてしまう、という事故にもつながりかねません。
6位 両方の親を同じ比重で大切にすべし
義理の両親というのは気を遣うものです。ついどちらかの実家ばかり訪問するという偏りがないように、両家平等にお付き合いしましょう。
5位 「ありがとう」「ごめんね」は素直に伝えるべし
家事などやってもらって当たり前、となってしまうと感謝の気持ちを忘れがちです。ありがとう、ごめんね、の言葉はいつまでも忘れないようにしましょう。
4位 子育ては2人でやるべし
妻が専業主婦の場合は、夫=働く人、妻=家事と育児をする人、という構図になってしまいがち。でも本来2人の子どもは、2人で育てるべきです。パパが早く帰れる日はパパがお風呂に入れる、休みの日は公園に連れていく、など育児に参加しやすいルールを作っておきましょう。
>>次ページ:第3位は「共通の〇〇を持つべし」!
結婚生活がうまくいく夫婦のルール・ベスト3
3位 共通の趣味を持つべし
共通の趣味があれば、歳をとってもずっと仲の良い夫婦でいられます。もし現時点で何もなければ、相手の趣味を試してみたり、新しいことに一緒にチャレンジしてみるなどすると良いでしょう。
2位 仲直りはその日のうちに
夫婦喧嘩はその日のうちに解決したいものですよね。喧嘩をしたらケーキを買って帰る、手紙を書く、などあらかじめ仲直りの方法を決めておくのも手です。
1位 家事は分担するべし
家事が苦手な夫の場合でも、1人暮らしの時に得意だった家事は何か?をリサーチしてみましょう。料理は苦手だけど洗濯はできる、掃除はできないけど、整理整頓は得意、など何かしらできることが見つかるはずです。
鉄は熱いうちに、夫婦もアツアツのうちに!
妻が結婚生活に夢を描きがちなように、夫も「結婚したら毎日奥さんに美味しいご飯を作ってもらえて、洗濯もしてもらえて……」という甘い理想を抱いているかもしれません。
しかし結婚生活が長くなればなるほど、夢は現実に変わり、相手の些細なことが気にさわったり、自分ばかりが損をしたりしているのでは、という気持ちも芽生えてくるものです。
「鉄は熱いうちに打て」ということわざがありますが、夫婦もアツアツのうちに方向修正をしておくことが円満のコツ。
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- 結婚一年生 2018年版
- 著者:入江久絵
- 発売日:2017年11月
- 発行所:サンクチュアリ・パブリッシング
- 価格:1,404円(税込)
- ISBNコード:9784801400450
著者の入江久絵さんの“ぐうたらダメ嫁っぷり”がコミカルに描かれおり、読み物としても楽しめます。夫婦がうまくいくヒントがたくさん見つかるため、新婚さんだけでなく、関係を良好にしていきたい夫婦にも読んでもらいたい一冊です。
※本記事は、サンクチュアリ出版WEBマガジンに2017年11月4日に掲載されたものです。
※この記事の内容は掲載当時のものです。
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