「全国書店員が選んだおすすめコミック2019」がついに発表!
全国の書店員から「たくさんの人にすすめたい漫画」「皆に読んでほしい漫画」をアンケートで募集し、ランキング形式で発表する「全国書店員が選んだおすすめコミック」。
14回目となる今回は1,100人の書店員が参加し、本日2月1日(金)、ランキング上位15作が発表されました。
日々多くの作品に接し、店頭でお客様の反応を体感している書店員たち。彼らはどんな作品を「今一番面白い漫画」に選んだのでしょうか? 第15位から順にご紹介します!
対象作品:2017年12月1日(金)~2018年11月12日(月)に新刊が発売された作品で、単行本が5巻以下のコミック
投票方法:書店員1人につき3作品を投票
※昨年のランキングはこちら
※記事の最後に「作家直筆サインや1万円分の図書カードが当たるTwitterキャンペーン」のお知らせを掲載しています。こちらもぜひチェックを!!
第15位:『信長を殺した男』(既刊4巻)
- 信長を殺した男 第1巻
- 著者:藤堂裕 明智憲三郎
- 発売日:2017年05月
- 発行所:秋田書店
- 価格:648円(税込)
- ISBNコード:9784253141918
書店員のおすすめコメント:
今までの信長マンガとは違った切り口から見るストーリーで、キャラ個性も強いので歴史系を遠ざけていた人にもおススメできます。
あらすじ:
真説・明智光秀伝。我々が習った歴史は、“嘘”だった!!?
明智光秀が主君・織田信長を討った日本史上最大のミステリー“本能寺の変”! 現代でもなお多くの謎が遺される大事件を400余年の時を経て解き明かす!!
(秋田書店公式サイト『信長を殺した男(1)』より)
【『信長を殺した男』の試し読みはこちらから】
第14位:『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』(既刊3巻)
- 名探偵コナン犯人の犯沢さん 1
- 著者:かんばまゆこ 青山剛昌
- 発売日:2017年12月
- 発行所:小学館
- 価格:463円(税込)
- ISBNコード:9784091280275
書店員のおすすめコメント:
米花町にコナンでおなじみ(?)の黒いシルエットの犯沢さんが引っ越す所から話は始まるのですが、改めて米花町の治安の悪さや犯罪の多さをコメディタッチで進めていくのが面白い!
あらすじ:
あの“犯人”が主役のクリミナル・ギャグ! 犯罪都市、米花町―――世界トップレベルの事件数が発生するこの町に降り立った、漆黒の人影…標的に近づくべく上京してきたようだが、全てが謎に包まれている。その人物の名は…犯人の犯沢さん(仮名)! 『名探偵コナン』でおなじみ、全身黒タイツのようなビジュアルの“犯人”…誰もが知ってるアイツが主役の漫画がスタートして以来、ネット上で話題沸騰! 人気アンケート1位を独走し、さらには単行本発売前に日清とコラボし、朝のニュース番組で取り上げられるなど、異例のスピードで認知度を上げている、唯一にして正統なる(?)コナンスピンオフ漫画、ついに待望の第1巻発売です!
(サンデーうぇぶり公式サイト『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』より)
【『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』の試し読みはこちらから】
第13位:『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』(既刊2巻)
書店員のおすすめコメント:
犬も猫も飼っているので“あるある”で大笑いしました! 幸せな気持ちになるコミックです。
あらすじ:
100万リツイート突破!! ツイッターでいま一番アツイ『犬と猫どっちも飼ってると』シリーズ! 天真爛漫な犬くんと、魔王のように凶悪ながら愛らしい猫さま。どっちも飼っている飼い主ならではの毎日は、笑いありホロリあり。犬派にも猫派にもとびきり新鮮な、新ジャンルのエッセイです。
(Palcy公式サイト『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』より)
【『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』の試し読みはこちらから】
第12位:『図書館の大魔術師』(既刊2巻)
- 図書館の大魔術師 1
- 著者:泉光
- 発売日:2018年04月
- 発行所:講談社
- 価格:691円(税込)
- ISBNコード:9784065112434
書店員のおすすめコメント:
早く次のページに進みたいのに、今ひらいているページから目が離せない。読みたいのに読み終わりたくはないという気持ちにさせられ、本の世界に呑まれるというのはこんな感じなのだろうかと思いました。
あらすじ:
その昔、書物は金と同様の価値を持っていた。
小さな村で姉と2人、貧しい暮らしをしていた少年は本の都“アフツァック”に憧れを抱いていた。そんなある日、一人の司書と出会い、運命が大きく動き出す——。
圧倒的な画力で魅せる異世界ビブリオファンタジー開幕!
(アフタヌーン公式サイト『図書館の大魔術師』より)
【『図書館の大魔術師』の試し読みはこちらから】
第11位:『来世は他人がいい』(既刊2巻)
- 来世は他人がいい 1
- 著者:小西明日翔
- 発売日:2017年11月
- 発行所:講談社
- 価格:637円(税込)
- ISBNコード:9784065103760
書店員のおすすめコメント:
普通の常識、日常では考えられない事が日常茶飯事で起こり、何度読み返しても飽きのこない深入りする作品です。個人的には、霧島の何考えているのか分からない性格に振り回されながらもツッコんでくれる吉乃とのやり取りが好き。
あらすじ:
極道の家で生まれ育った女子高生、染井吉乃。
家庭環境は特殊でも、おとなしく平穏に日々を過ごしてきた。婚約者の深山霧島と出会うまでは——!
前作『春の呪い』で「このマンガがすごい!2017」(オンナ編)2位にランクインした小西明日翔が「アフタヌーン」に初登場。
はみ出し者たちが織りなす、スリルと笑いが融合した極道エンタメがここに誕生!
(アフタヌーン公式サイト『来世は他人がいい』より)
【『来世は他人がいい』の試し読みはこちらから】
第10位:『花野井くんと恋の病』(既刊2巻)
- 花野井くんと恋の病 1
- 著者:森野萌
- 発売日:2018年05月
- 発行所:講談社
- 価格:463円(税込)
- ISBNコード:9784065114698
書店員のおすすめコメント:
読みやすい絵柄でありながらも、チラチラっと顔を見せる花野井くんの闇にハラハラします。このまま穏やかにハッピーに…とならないだろうなァと、続きが楽しみな作品です。
あらすじ:
高校1年生の冬、隣のクラスのイケメン・花野井くんがフラれる現場を見てしまったほたるは、何気なく傘を貸したのがきっかけで「僕と付き合ってください」と公開告白されてしまう! 好きな子のためなら、なんでもしてあげたい花野井くんの過剰で純情な愛情に戸惑うほたるだけど…!? 恋がわからない女子×愛が重すぎる男子の初恋ラブストーリー![♥]()
(デザート公式サイト『花野井くんと恋の病』より)
【『花野井くんと恋の病』の試し読みはこちらから】
第9位:『ミステリと言う勿れ』(第4巻が2月8日に発売)
- ミステリと言う勿れ 1
- 著者:田村由美
- 発売日:2018年01月
- 発行所:小学館
- 価格:463円(税込)
- ISBNコード:9784098700295
書店員のおすすめコメント:
読めば読むほど不思議と自分の悩みもどんどん解決されていく、新感覚ミステリー!! まるで、哲学の本を読んでいるかのようで、そして、1巻を読めばかならず次の巻を読みたくなる、ステキな作品です♡
あらすじ:
そんなつもりは全然ないのに、なぜか物事の本質をあぶりだしてしまう謎の青年・久能 整がさまざまな事件を解決…!?
(月刊フラワーズ公式サイト『ミステリと言う勿れ』より)
【『ミステリと言う勿れ』の試し読みはこちらから】
第8位:『風都探偵』(第5巻が2月28日に発売)
- 風都探偵 01
- 著者:石ノ森章太郎 三条陸 佐藤まさき
- 発売日:2018年03月
- 発行所:小学館
- 価格:596円(税込)
- ISBNコード:9784091898494
書店員のおすすめコメント:
風都で活躍していたハードボイルド! …いや、ハーフボイルドがコミックでも大活躍!! 続編なので、成長したキャラも出てくれて嬉しいです。新たなる敵の正体、ヒロイン(ときめ)の過去など、今後どうなるのか楽しみです!
あらすじ:
小さな幸せも、大きな不幸も、常に風が運んでくる風の街・風都。翔太郎とフィリップはその風都で鳴海探偵事務所に所属する私立探偵である。「街を泣かせる悪党は許さない」というふたりの元に、今日も数々の超常的な事件が持ち込まれる…!!
(ビッグコミックBROS.NET『風都探偵』より)
【『風都探偵』の試し読みはこちらから】
第7位:『おじさまと猫』(既刊2巻)
- おじさまと猫 1
- 著者:桜井海
- 発売日:2018年02月
- 発行所:スクウェア・エニックス
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784757556263
書店員のおすすめコメント:
大変かわいらしくほっとするのにところどころで泣かされます。猫好きは必見!! ぶちゃかわいいからいいのです!! うちの猫は最強にかわいいんだ!!!
あらすじ:
ペットショップで売れ残っていた一匹の成猫。日に日に値段が下げられ、見向きもされず、諦めていた猫の前に一人の男性が現れる。彼が告げた言葉とは…「私が欲しくなったのです」これは誰かに愛されたかった猫とおじさまの、心温まる日々を紡いだ物語。
(スクウェア・エニックス公式サイト『おじさまと猫』より)
【『おじさまと猫』の試し読みはこちらから】
第6位:『名探偵コナン ゼロの日常』(既刊2巻)
- 名探偵コナンゼロの日常 01
- 著者:新井隆広 青山剛昌
- 発売日:2018年08月
- 発行所:小学館
- 価格:680円(税込)
- ISBNコード:9784091285362
書店員のおすすめコメント:
安室の魅力にやられました。どこを見てもカッコイイ!日常でティータイムなんてオシャレすぎます。
あらすじ:
その男、トリプルフェイス。
公安=降谷零/探偵=安室透/黒ずくめ=バーボンの3つの顔を持ち、
光と闇をまとう男の、まだ誰も知らない日々―――
原作者・青山剛昌が完全監修の公式スピンオフ!
(小学館公式サイト『名探偵コナン ゼロの日常(1)』より)
【『名探偵コナン ゼロの日常』試し読みはこちらから】
ここからはいよいよトップ5! 売れ行きや読者層など、簡単な解説とともにお送りします。
※記事中の購入者層や併読されている作品は、いずれも「日販 WIN+調べ」です。
第5位:『終末のワルキューレ』(既刊2巻)
- 終末のワルキューレ 1
- 著者:アジチカ 梅村真也 フクイタクミ
- 発売日:2018年05月
- 発行所:ノース・スターズ・ピクチャーズ
- 価格:626円(税込)
- ISBNコード:9784199804953
書店員のおすすめコメント:
人類の存亡をかけた神々との13番勝負! 人類代表と神代表の組み合わせにも注目! 想像するだけで胸が熱くなります
あらすじ:
全世界の神VS偉人、武人、傑人!!!!
地上で横暴を極める人類に対し、神々は人類の滅亡を決定する。その決定を覆すべく選ばれたのは人類史上最強、13人の戦士たち。神々とのタイマン13番勝負に勝ち、人類を存続させることは出来るのか!?
第一回戦は北欧神話最強「トール神」VS三国志最強「呂布奉先」! 人類存亡を賭けた戦いが、今始まる!!
(徳間書店公式サイト『終末のワルキューレ(1)』より)
解説:
『終末のワルキューレ』は、神と人間が繰り広げる「人類の存亡をかけたガチンコ13番勝負」を描いたバトル漫画。
呂布や佐々木小次郎、ゼウス、オーディンといったすでに誰もが知っているキャラクターが異種格闘技戦を繰り広げるというワクワクする設定、迫力ある画とケレン味たっぷりのド派手な演出で、連載開始直後から大きな話題に。
2018年9月の第2巻発売時に、作画を担当しているアジチカさんが第1話をまるごとTwitterに公開。そのツイートが爆発的に拡散され、書店店頭でも爆発的に売上を伸ばしました。「このマンガがすごい!2019」オトコ編では第5位を獲得しています。
現在の読者は約8割が男性ですが、投票した書店員には女性も多く、また美形の男性キャラクターが登場していることもあり、今後女性人気の高まりも期待できそうです。
併読されている漫画には『ワンパンマン』(原作:ONE、作画:村田雄介/集英社)や『ドリフターズ』(平野耕太/少年画報社)、『ゴールデンカムイ』(野田サトル/集英社)、『テラフォーマーズ』(原作:貴家悠、作画:橘賢一/集英社)などのバトルアクション作品が見られます。
![]()
【『終末のワルキューレ』の試し読みはこちらから】
第4位:『地獄楽』(既刊4巻)
- 地獄楽 1
- 著者:賀来ゆうじ
- 発売日:2018年04月
- 発行所:集英社
- 価格:475円(税込)
- ISBNコード:9784088814711
書店員のおすすめコメント:
『地獄楽』の魅力は登場人物のキャラ立ちが際立っているところです。全員が主人公のようです。しかし、その魅力的なキャラたちは誰がいつ死ぬかわからないのです。一瞬も気が抜けません。
あらすじ:
最強の忍として畏れられ、抜け忍として囚われていた画眉丸は、打ち首執行人の”山田浅ェ門佐切”から無罪放免になる為の条件を突きつけられる。その条件とは極楽浄土と噂の地で「不老不死の仙薬」を手に入れること…!! 生死を悟る忍法浪漫活劇、開幕──!!
(集英社公式サイト『地獄楽』より)
解説:
『地獄楽』は、『FANTASMA』で知られる賀来ゆうじさんによる、江戸時代末期を舞台とした和風ダークファンタジー。現在「少年ジャンプ+」にて連載中です。
幕府に囚われた最強の忍・画眉丸が、愛する妻に再会するために、無罪放免の条件である不老不死の薬を手に入れるべく、“極楽浄土”と噂される謎の地で死闘を繰り広げます。
「がらんどう」と呼ばれた主人公の変化や、“極楽浄土”とは名ばかりのグロテスクな舞台設定、鬼気迫るバトルシーンなどが魅力の本作。書店員からの推薦コメントには「おどろおどろしいのに、どこか美しい」など、画力を高く評価するものも多く見られました。
『地獄楽』は、男女問わず高い人気を集めており、併読されている漫画には『呪術廻戦』(芥見下々/集英社)、『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社)、『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか/集英社)など、ダークな世界観の作品が見られます。
![]()
【『地獄楽』の試し読みはこちらから】
第3位:『アクタージュ』(第5巻が2月4日に発売)
- アクタージュ vol.1
- 著者:マツキタツヤ 宇佐崎しろ
- 発売日:2018年05月
- 発行所:集英社
- 価格:432円(税込)
- ISBNコード:9784088814834
書店員のおすすめコメント:
主人公の夜凪ちゃんの魅力がすごい作品。回を増すごとに魅力が増していくこの主人公から目が離せないです。ほかにも一癖二癖あるキャラクターがいるのでキャラの掛け合いも面白いです。
あらすじ:
大手芸能事務所スターズが主催する俳優オーディション。未来のスターを目指す3万人の応募者の中に、異彩を放つ少女が1人──天才女優と鬼才監督の出会いから始まる、1本の映画を巡るアクターストーリー、開幕!!
(少年ジャンプ公式サイト『アクタージュ』より)
解説:
『アクタージュ』は、天才的な演技力をもつ女子高生・夜凪景と、彼女の才能に魅せられた鬼才の映画監督・黒山を中心に、演技の世界に生きる人々を描いた群像劇。「週刊少年ジャンプ」(集英社)2017年9号に掲載され大反響を呼んだ読み切り「阿佐ヶ谷芸術高校映像科へようこそ」を原型に、同誌で2018年8号より連載されています。
夜凪の演技は、自分の過去の経験や感情を呼び起こし、追体験しながら表現するのが特徴。驚異的な演技力を見せる一方で、役に没入しすぎて暴走したり、逆に経験したことのない感情を表現できなかったりと、彼女は俳優としても一人の人間としても危うさを孕んでいます。
しかし本作は、“完璧な天才”が主人公でないのが魅力。激しく凹凸のある強烈な才能を持った彼女が、監督の黒川やライバルや役者仲間たちとの交流を通じてどのように成長していくのかが見どころです。
『アクタージュ』読者の男女比はほぼ半々。20代を中心とした若い世代にウケているようです。
![]()
投票した書店員からは、少年誌連載作なのに女性が主人公で、しかも演劇がテーマという意外性、主人公が努力を重ね成長する王道のストーリー展開、個性豊かなキャラクターたちの群像劇としての面白さを評価する声が見られました。
【『アクタージュ』の試し読みはこちらから】
第2位:『極主夫道』(既刊2巻)
- 極主夫道 1
- 著者:おおのこうすけ
- 発売日:2018年08月
- 発行所:新潮社
- 価格:648円(税込)
- ISBNコード:9784107721044
書店員のおすすめコメント:
最近増えたメシものマンガと極道系マンガだと思って読んでみたら、「こんなにも笑えるマンガだったとは!」と驚愕した作品です。
あらすじ:
元・最凶ヤクザが選んだのは、主夫としての道だった――。 鬼才の新鋭作家がおくる、アットホーム任侠コメディ!
(くらげバンチ『極主夫道』より)
解説:
「不死身の龍」として恐れられた“伝説のヤクザ”が故あって足を洗い、キャリアウーマンの妻を支えて専業主夫として働く姿を描く日常コメディ作品。「次にくるマンガ大賞2018」のWebマンガ部門で第3位を獲得しています。
黒スーツにサングラス、大きな傷跡のあるコワモテ。まさに“ヤクザ”なルックスなのに、完璧なまでの家事スキル。
包丁の代わりにドスを使ったり、妻の忘れたお弁当をアタッシュケースに入れて届けたり、小麦粉のことを「白い粉」と呼んだり、いまだヤクザ時代の習性が抜けていない龍が、かわいいエプロンをしてスーパーの特売日に自転車で走る姿には思わず笑ってしまいます。
投票した書店員からは、一目見ればこの作品の面白さが伝わる、『極主夫道』第1巻の表紙を評価する声も聞かれました。
『極主夫道』の読者は約7割が女性で、20代、30代が中心。また併読されている漫画には、『聖☆おにいさん』(中村光/講談社)、『うらみちお兄さん』(久世岳/一迅社)など、キャラクターとシチュエーションとのギャップがあるコメディ作品が見られました。
![]()
【『極主夫道』の試し読みはこちらから】
第1位:『呪術廻戦』(既刊3巻)
- 呪術廻戦 1
- 著者:芥見下々
- 発売日:2018年07月
- 発行所:集英社
- 価格:432円(税込)
- ISBNコード:9784088815169
書店員のおすすめコメント:
・セリフ回し、ストーリー展開、キャラクターのインパクト、どれを取っても文句無し!!! 毎話毎話先生の手の上でコロコロ転がされている自分がいます…!!!
・話が進むほど、どんどん物語が気になってしょうがない! 主人公の真っ直ぐな性格と成長していく姿に心奪われました。
あらすじ:
呪い。
辛酸・後悔・恥辱…。人間の負の感情から生まれる
禍々しきその力は、人を死へと導く。
ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、
高校生の虎杖は、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく…!
異才が拓く、ダークファンタジーの新境地!
(少年ジャンプ公式サイト『呪術廻戦』より)
解説:
『呪術廻戦』は、人並み外れた身体能力をもつ男子高校生・虎杖悠仁が、人間の負の感情から生まれる“呪い”をめぐる戦いに巻き込まれていくダークファンタジー。
「週刊少年ジャンプ」(集英社)連載開始時から話題を集め、2018年7月発売の第1巻は、発売即重版が決定、以降も売れ行き好調な人気作です。
王道のバトル展開、グロテスクな世界観や独特のキャラクター造形、キレのあるセリフ回しは、ジャンプ漫画のファンのみならず、ヘビーな“漫画読み”たちからも高く評価されています。
『呪術廻戦』は、男女問わず幅広い年齢の書店員の票を集め、ダントツで第1位を獲得しました。数多くのおすすめコメントからは、作品への期待の高さが伺えます。
『呪術廻戦』の読者は、20代・30代が中心で、男女比はほぼ半々となっています。併読されている漫画には『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ、作画:出水ぽすか/集英社)や『鬼滅の刃』(吾峠呼世晴/集英社)、『地獄楽』(賀来ゆうじ/集英社)など、ダークな世界観の作品が見られました。
![]()
【『呪術廻戦』の試し読みはこちらから】
***
今回の結果をあらためて見てみると、『呪術廻戦』『地獄楽』など、近年の漫画のトレンドの一つである、「和風」「ダークファンタジー」要素のある作品に多くの票が集まったようです。
また、『極主夫道』『地獄楽』『おじさまと猫』『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』などのWeb媒体での連載作品や、『名探偵コナン ゼロの日常』『名探偵コナン 犯人の犯沢さん』などのスピンオフ作品のランクインも、いまの漫画のトレンドを反映していると言えるでしょう。
そして「5巻以下の作品」という条件にもかかわらず、選ばれている作品には3巻以下のコミックも多く見られ、よりフレッシュな作品が多く選ばれています。
目利きの書店員に選ばれた「今一番面白い漫画」。ぜひ手にとってみてください。
作家直筆サインが当たるTwitterキャンペーンがスタート!
![]()
本日2月1日(金)より全国約1,400書店にて、「全国書店員が選んだおすすめコミック」フェアがスタートしています。またTwitterでは、ランクイン作品の作家直筆サインや1万円分の図書カードが当たるプレゼントキャンペーンも実施。
ぜひこの機会に、全国の書店員たちが選んだ“今一番面白い漫画”をお楽しみください!!
応募方法:
日販が運営するコミック情報発信Twitterアカウント「まんがあ」(@mangah_comic)をフォローし、ハッシュタグ「#全国書店員コミック」をつけて〈サイン色紙がほしい作品名〉をツイート。応募者の中から抽選でプレゼントが当たります。
【プレゼント内容】ランクイン作品の作家直筆サイン…40名
対象作品:
(一般部門)
『極主夫道』『終末のワルキューレ』『風都探偵』『ミステリと言う勿れ』『花野井くんと恋の病』『来世は他人がいい』『図書館の大魔術師』『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』『信長を殺した男』
(スピンオフ「異世界コミック」)
転生したらスライムだった件』『とんでもスキルで異世界放浪メシ』『神達に拾われた男』『失格紋の最強賢者』『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』
【Wチャンス!】1万円分の図書カード…10名
募集期間:
2019年2月1日(金)~3月31日(日)
実施店舗:全国1,400店舗
〉フェア開催店舗一覧はこちら
※このフェアはオンライン書店「Honya Club.com」でも実施されます(※キャンペーン内容はこちら)。
前回のランキングはこちら
今一番面白い漫画はこれ!「全国書店員が選んだおすすめコミック 2018」ランキング発表!