柏屋コッコさんによる漫画『蜜と毒~逆恨みの復讐』の第1巻・第2巻が、2月16日(土)に双葉社より同時発売されました。
- 蜜と毒 1
- 著者:柏屋コッコ
- 発売日:2019年02月
- 発行所:双葉社
- 価格:680円(税込)
- ISBNコード:9784575337587
- 蜜と毒 2
- 著者:柏屋コッコ
- 発売日:2019年02月
- 発行所:双葉社
- 価格:680円(税込)
- ISBNコード:9784575337594
現在各種電子書籍販売サイトで最新話が配信されている本作は、更新のたびにダウンロード数ランキングの上位に登場する話題の作品。近年、『あなたのことはそれほど』『ホリデイラブ~夫婦間恋愛~』『金魚妻』など不倫を題材にした漫画が人気ですが、『蜜と毒~逆恨みの復讐』も夫婦がともに不倫をしている「W不倫」がテーマです。
漫画『蜜と毒~逆恨みの復讐』の特徴は、夫婦の不倫行為そのものよりも、その“後始末”が本題というところ。軽い気持ちの火遊び、夫への腹いせで始まったW不倫は、不倫相手による地獄のような復讐劇へと展開します。
愛憎まみれるドロドロの人間関係とジェットコースターのような激しい展開で高い人気を集めており、今回待望の単行本化を果たしました。
それでは、『蜜と毒~逆恨みの復讐』がどんな物語なのか見てみましょう。
『蜜と毒~逆恨みの復讐』あらすじ
主婦のマチコはかわいい娘と息子、そして夫・亮平との4人暮らし。2人の子育ても一段落したマチコは、以前働いていた職場に12年ぶりに復帰し、忙しいながらも幸せで充実した毎日を送っています。
ある日の朝、出勤しようとしたマチコは、自宅の玄関先に女性用生理用品が捨てられているのを見つけます。そして帰宅時には使用済みの避妊具が……。
嫌がらせとしか思えない落とし物を片付けながら、最近自宅に無言電話がよくかかってくることを思い出していたマチコ。その時、突然若い女性から声をかけられます。
「自分の父の会社に営業に来たご主人が忘れ物をした」といって、たった1枚のハンカチを届けに来た謎の女性。ハンカチ1枚のためにわざわざ自宅に来る女性を不審に思っていたマチコは、その晩帰宅した夫の体から、なぜかさきほどの女性と同じ香水の香りがすることに気が付きます……。
いけないと思いながらも夫のスマホを盗み見し、メールのやりとりから浮気を確信したマチコ。しかし、2人の子どもの幸せを考えて、夫の浮気に気付いていないふりをしようと決意します。
マチコは時々沸き起こる夫への怒りの感情と孤独と絶望感に苛まれながらも、平常心を保って日常をすごそうとしました。しかし、結婚記念日の夜に2人ですごす約束を夫にドタキャンされて、これまで抑えていた感情が爆発!
そんなとき普段から自分に気をかけてくれていた職場の若手社員・大塚から声を掛けられ、そして愛の告白をされます。
夫の裏切りにボロボロになっていたマチコは、彼のやさしさとまっすぐな好意に心が揺らぎ、一夜を共に過ごしてしまいます。
現実から逃避するように、情熱的な愛情と若い肉体に溺れる2人。しかし、甘い“蜜”のような時間はいつまでも続きません。
マチコや亮平にとってはそうでなくても、それぞれの不倫相手にとっては本気の愛。マチコと夫の亮平がそれぞれの不倫関係を解消しようとしたとき、相手の2人はこれまでとまったく違った顔を見せ始めます。
まさに地雷女と粘着男!! マチコの不倫相手・大塚は粘着質の知性派で、亮平の不倫相手・優梨子は何をしでかすかわからない激情型。タイプの違う2人がときには手を組んで、あらゆる手段を使いマチコと亮平を追い詰めてきます。
表紙のイラストのとおり『蜜と毒~逆恨みの復讐』は柏屋コッコさんによるきれいな画で描かれていますが、絵柄に反してその内容はかなりのえげつなさ! 不倫相手が職場の同僚、取引先の社長令嬢ということもあり、家庭はもちろん職場まで巻き込んだドロ沼の展開が繰り広げられます。
相手を愛するがあまりの狂気の復讐劇。不倫の“毒”の側面をたっぷりと描いた、ジェットコースターのような激しい展開は、一度読み始めたらきっと止まらなくなるでしょう。
- 蜜と毒 1
- 著者:柏屋コッコ
- 発売日:2019年02月
- 発行所:双葉社
- 価格:680円(税込)
- ISBNコード:9784575337587
- 蜜と毒 2
- 著者:柏屋コッコ
- 発売日:2019年02月
- 発行所:双葉社
- 価格:680円(税込)
- ISBNコード:9784575337594
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