生涯独身を貫き禁欲的に生きたとされる宮澤賢治ですが、実際には相思相愛の女性がいたといいます。
『宮澤賢治 愛のうた』は、そんな知られざるラブ・ストーリーを取り上げた異色の文芸エッセイ。賢治と同郷の澤口たまみさんが、作品を読み解きながら従来の賢治像に一石を投じます。
- 宮澤賢治愛のうた 新版
- 著者:澤口たまみ 横山雄
- 発売日:2018年04月
- 発行所:夕書房
- 価格:1,944円(税込)
- ISBNコード:9784909179029
「宮澤賢治 愛のうた 百年の謎解きライブ」開催!
このたび横浜のアートスペース 「と」にて、トークライブ「宮澤賢治 愛のうた 百年の謎解きライブ」が開催されます。
ゲストは本書の著者である澤口たまみさんと、プロベーシストの石澤由男さん。澤口さんの語りに合わせてオリジナルの音を付け、深遠な賢治の世界へ皆さんを誘います。
絵本に囲まれた素敵なカフェで、美味しい軽食付き! ぜひご参加ください。
イベント詳細
日時:
2019年7月17日(水)18:00〜
会場:
アートスペース「と」(横浜市中区石川町3-108-5)【MAP】
参加費:
3000円(飲み物・軽食付き)
申込方法:
下記のいずれかの方法にて、参加申し込みを受け付けています。
①電話予約(045-263-6489 アートスペース「と」)
②メール予約(shima.k.mm.115@gmail.com こどもの本のみせ ともだち)
定員:
20名
主催:
クアトロミュージックオフィス
お問い合わせ:
アートスペース 「と」TEL:045-263-6489
メール:shima.k.mm.115@gmail.com
【プロフィール】
澤口たまみ(さわぐち・たまみ)
1960年、岩手県盛岡市生まれ。高校、大学と宮澤賢治の後輩としてすごす。虫や自然についてのテキストを書くとともに、宮澤賢治の自然の言葉を読み解くことを続けている。主に福音館書店の「ちいさなかがくのとも」「かがくのとも」で、絵本のテキストを数多く手がける。1990年、初めてのエッセイ集『虫のつぶやき聞こえたよ』(白水社)で、第38回日本エッセイストクラブ賞、2017年、『わたしのこねこ』(絵・あずみ虫、福音館書店)で第64回産経児童出版文化賞美術賞を受ける。『新版 宮澤賢治 愛のうた』(夕書房)で宮澤賢治の相思相愛の恋を開封している。
石澤由男(いしざわ・よしお)
1949年、岩手県北上市生まれ。大学在学中の1970年代よりプロとして演奏活動を開始。テレビは「徹子の部屋」「三時のあなた」「八時だよ!全員集合」「11PM」などの番組でベースを弾く。ステージではジョージ川口、菅野邦彦との共演をはじめ、海外ミュージシャンとの共演、米国での演奏経験も豊富。サントリーホールなどでシンフォニーオーケストラと共演するなど、その演奏ジャンルは多彩である。現在はハーモニカの第一人者・八木のぶお、元RCサクセションのドラム・新井田耕造、パーカッションのコスマス・カピッツァと組むバンド「四輪車」のリーダーとして活動するほか、宮澤賢治の恋を開封する「百年の謎解きコンサート」で、ウッドベースによる即興演奏を担当している。